ALCパネルのメリットと見分け方について

アパートやマンションなどに多く使用されているALCパネルですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

耐久性が高い

有機物が含まれておらず、ひび割れや浮きが発生しにくく、熱や耐震に強い素材です。鉄筋と組み合わせているため、耐久性に優れています。

断熱性に優れている

気温の高い夏や寒さの厳しい冬でも急激な温度変化を抑えてくれます。ALCパネルには細かい気泡が含まれています。そのためコンクリートより数倍の断熱効果を持っています。

軽量

先ほどもお伝えしましたが、ALCパネルには細かい気泡が含まれています。一般的なコンクリートと比べ、圧倒的な軽さであることが魅力の1つです。また、軽量なので地震などの揺れにも強いです。

たくさんのメリットがあるのが分かりますね。しかし、サイディングとALCパネルの見分け方はご存じですか?

どちらも目地というものが存在します。しかし、サイディングよりALCパネルの方が目地の数が多いです。縦と横に細かく目地が入っている場合はALCパネルの可能性が高いです。また、他の外壁材と比べて厚みがあるため、窓が外壁材より内側に入っている場合もALCパネルの可能性があります。

ALCパネルはしっかりメンテナンスを行えば、とても長持ちする外壁材なので、劣化を見逃さないようにしましょう。