今回は、静岡市のK様邸で行った「ベランダ防水トップコートの再施工」の様子をご紹介します。
きっかけは「床が白くなってきた気がする…」というK様からのお問い合わせ
「ベランダの床が白っぽくなってきて、なんとなく気になって…」というものでした。
現地調査にうかがうと、表面にチョーキング(白い粉状の劣化)が発生しており、明らかにトップコートの劣化が進んでいる状態。
ですが幸い、防水層自体(ウレタン層)には大きな浮きや膨れもなく、まだ健全な状態を保っていました。
このような場合は、表面の保護機能だけを復活させる「トップコートの再施工」が最も有効です。
■ トップコートって何?塗り替える意味は?
ベランダ防水は主に「ウレタン防水」や「FRP防水」が一般的ですが、その仕上げに使われているのがトップコート。
これはいわば“透明な傘”のような役割で、防水層を紫外線や風雨から守ってくれる重要な保護層です。
このトップコートが劣化してくると、下の防水層がむき出しになり、ひび割れ・水の侵入といった深刻なトラブルの引き金になります。
劣化サインとしては以下のようなものがあります:
・表面のツヤがなくなる
・白っぽい粉が出てくる(チョーキング)
・色ムラ、ひび割れ、ざらつきが出る
K様邸のベランダは、まさにこの状態でした。
■ 作業の流れ
トップコート再施工は1日で完了する作業ですが、工程そのものは非常に重要かつ繊細です。
①【高圧洗浄】
長年の汚れやカビ、粉化した旧塗膜を丁寧に除去。
②【下地チェック&目地の補修】
ひび割れやコーキングの切れがないか確認し、必要に応じて補修。
③【プライマー塗布】
塗料の密着性を高める下塗り材を丁寧に塗布。
④【トップコート塗布】
専用ローラーでムラなく、美しく仕上げていきます。
乾燥時間もしっかりと確保し、足跡やホコリが残らないよう注意を払います。
before・after 様子
■ お客様の声:
作業後、K様からは「床に艶が出て、部屋から見たときの印象もすごく良くなった」「滑りにくくなって安心」「明るくて気持ちがいい!」とのお言葉をいただきました。
トップコートの塗り直しだけでも、見た目がパッと明るくなり、実際に安全性や防水性も向上します。
■ 5年に1度が目安です
トップコートは、紫外線や雨の影響でどうしても劣化してしまう部分。
5〜6年に1度のメンテナンスで、防水層を守ることができます。
「まだ水漏れはしていないから大丈夫」と思っていても、見た目が劣化している時点でメンテナンスのサイン。
早めの対応が、結果的に費用面でも工期面でもお得になります。
K様、この度はご依頼いただきありがとうございました。
ベランダやバルコニーの床の色あせが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください!
ペイントホームズ静岡店では、静岡市,富士宮市,焼津市,藤枝市,島田市で、
戸建て・アパート・工場・倉庫・店舗などの屋根塗装・外壁塗装・防水工事を行っています。
無料のお見積り・劣化診断・カラーシミュレーション実施中!
「そろそろ屋根塗装の時期かな?」と塗装工事をご検討中の皆様、お気軽にご相談ください。
高品質施工を低価格で、お客様にご満足いただける施工を心がけています。
お気軽にお問合せ下さい。