外壁に付属している軒天の種類とその特徴について

 

外壁を守っている軒天とは、どんな種類があるのでしょうか?

 

  • ベニヤ板

木製でできた素材です。少し前まで主流でしたが、耐久性の低さと、木製なので耐火性にも劣るため、最近ではほとんど使われていません。

  • 石膏ボード

法定不燃材に認定されている素材です。耐火性に優れているのが特徴です。ただ、防水性が劣るため、あまり軒天として使用されていません。

  • ケイカル板

近年では主流の素材です。軽量かつ耐久性、耐火性に優れています。石膏ボード同様、法定不燃材に認定されています。

  • 金属板

アルミやガルバリウム鋼板などでできた素材です。金属なので他の素材より耐火性にとても優れています。ただ、サビの発生に注意が必要です。

 

軒天は、幅が広ければ広いほど雨や紫外線から外壁を守ってくれます。屋根などに比べると雨や紫外線が直接当たりませんが、屋根からくる雨により雨漏りが発生する可能性が高いです。軒天は屋根の一番低い箇所になるので、雨が溜まりやすいのです。

 

雨漏りを放っておくと、軒天の剥がれや浮きができてしまい、外壁にも影響を与えてしまいます。軒天が劣化していないか定期的にチェックしましょう。