ケレン作業と錆止めは鉄部塗装に必須!塗装を怠ると危険な理由とは?

今回は「鉄部塗装」について詳しくお話しようと思います。

鉄部とは、名前の通り鉄でできたものです。例えば、シャッターボックスやフェンス、トタン屋根などです。

これらが劣化してしまうと、どうなるのでしょうか?

紫外線や雨、風などの影響を多く受けると、塗膜が割れたり、ヒビが入ります。これを放っておくと、そこから水が侵入し、鉄と混ざり、サビが発生します。サビが増えると、腐ってしまい、鉄が脆くなりボロボロと崩れ始め、とても危険です。

そうなってしまった鉄部は塗装では修復は不可能です。補修工事が必要になるため、必要以上の費用がかかってしまいます。

それを防ぐために、少しでも劣化を見つけたら塗装をします。

鉄部塗装で必要なのは、主に2つあります。1つ目は、「ケレン作業」です。ケレンとは、鉄のサビや古くなった塗膜を剥がす役割と表面に小さな傷を付けて下地との密着性を高める役割があります。2つ目は、「錆止め」です。錆止め塗料を下塗りとして塗布します。一般的な下塗り材では、鉄部の保護は低くなってしまうため鉄部専用の錆止め塗料を使用します。

この2つをしっかり行うことで鉄部の劣化を防ぐことができます。ほとんどの建物には鉄部が含まれています。お家のどこに鉄部塗装が必要なのか一度確認してみるといいかもしれませんね。